障害年金業務研修会主催の勉強会に参加しました
障害年金業務研修会主催のZoomDE自主勉強会
『当事者の生活・就労支援の進め方~障害年金に詳しい社労士の強みを生かす』
に参加しました。
講師は、埼玉県川口市で障害年金専門の社労士として開業されている浅井先生です。
「各種支援機関や障害者就労の現状を確認しながら、働く側の障害者の方々
雇用する側の事業者の方々双方へのメッセージをお伝えしつつ
社労士として果たせることを一緒に考えていきたい」
という浅井先生からのメッセージ通り
障害者雇用の現状についての説明から始まり
障害年金と就労や障害年金と支援機関との連携等
ハローワークで障害者就労の支援をご経験された浅井先生ならではのお話が聞けて
大変参考になりました。
浅井先生を障害者就労に誘った言葉
「人間の究極の幸せは
人に愛されること
人にほめられること
人の役に立つこと
人から必要とされることの4つ。
働くことによって愛以外の3つの幸せは得られる」
私も、あらためて人間の幸福とは何かについて考えることができました。
支援される側であることが多い障害者の方も
働くことで、人にほめられ・人の役に立ち・人から必要とされたいんですよね。
また、それによって社会の中で生きているという実感も得られるのではないかと思います。
講義の終わりに、浅井先生は
「日々、がんばって働いているのに
障害年金の申請時には、なぜできないことを挙げ連ねなければ
ならないんだろうと思ってしまいます。」
そんな風なことをおっしゃっていました。
申請は通って欲しいけど、がんばって働いていることも評価してあげたい
浅井先生の複雑な心境が痛いほど伝わってきました。
私も、一般就労に向けて訓練を受ける障害者の方に接する機会がありました。
健常者であっても、必ずしも自分の希望する職に就けるというわけではありません。
でも、障害者の就労の場合は、その枠が更に狭くなってしまいます。
職種が限られ、企業側の期待値も低くなりがちです。
障害があっても、自分の能力を最大限活かした仕事に就きたい
そんな思いを抱いている方々の支えになれたらと思っています。